高校を休みがちになる高校生たちに話を聞いていると、「朝起きれない」という生徒さんが多いです。
朝起きれないのは高校生だけに限らず、中学生にもいます。

中学生が朝起きれず登校できなかったとしても義務教育なので、卒業はできます。
しかし高校生で朝起きれず登校できない日が続くと、進級や高校卒業にも関わってきます。

先生先生

通信制高校のキャンパス内でも「朝起きれない」というお子さんが多いので、朝起きれない原因や対策などをまとめてみます。

朝起きれない原因

高校生が朝起きれない原因は、甘えではないかと親なら1度は考えたことがあるでしょう。
高校生は反抗期の子もいるでしょうし、高校に間に合うように朝起きれないのは甘えであると。

朝起きれないのは甘えだという気持ちも、わかります。

生活習慣によって朝起きることができない、いわゆる甘えの子もいると思います。

でも、朝起きれない原因として、他のことも考えられます。

  • ブルーライトの影響
  • ストレス

スマホやゲーム、パソコンからはブルーライトが出ていて、脳を興奮状態にしてしまうと言われています。
ブルーライトの影響で、睡眠がうまくできずに朝起きられない場合があるのです。

今は高校生ならほとんどの子がスマホを持っています。
夜、ゴロゴロしながらスマホをしているとか、ゲームを長時間していることも原因かもしれません。
しかし高校生にもなるとスマホやゲームを急に取り上げると親子関係が変になってしまいそうですし、難しい問題です。

先生先生

スマホやゲームは、親に管理されなくても自分で管理してほしいですよね

もう1つ、高校生が朝起きれない原因としてよく耳にするのが「ストレス」です。

ストレスによって睡眠がうまく取れなかったり、朝起きられないケースもあります。

先生先生

私は通信制高校でスタッフをしているだけで医者ではないので詳しくはわからないですが、朝起きれないことに悩んでいる子は何かしらのストレスを抱えている高校生が多いように思います。

朝起きれない高校生のためにできること

朝起きれない高校生に対策としておすすめしていることがあります。

おすすめの対策

朝起きれないという高校生におすすめしたのは、読書もあります。
スマホをおいて、読書するのです。

朝起きれない高校生に共通していることは、「疲れている」ことです。
私が通信制高校のキャンパスで出会った高校生たちの共通点なので、もしかすると当てはまらないかもしれません。
そこは許してください。

朝起きれない高校生は、疲れているように思います。
スマホやテレビでは、情報が多すぎて、頭も心も疲れてしまうのではないでしょうか。

そこで、心身ともを休めるために読書をおすすめします。

私がおすすめする本は、「マーフィーの法則」です。
要約すると「人間は、思ったようになれる」というものです。

スマホやテレビとはまた違った情報をインプットすることができますし、静かに読書すると精神が落ち着くように思います。

朝起きれないのは病気かもしれない

高校生になって、朝起きれないのはストレスが原因の病気かもしれません。

どこでみたか忘れたので出典不明の情報で恐縮ですが、高校生が朝起きれない原因はストレスによる場合もあるようです。

「高校へ行かないと」というプレッシャーに負けてしまって、体が動かなくなるなど、頑張り屋さんに多くみられる症状だそうです。

真面目で頑張り屋さんの子どもは、ストレスによって何らかの症状が出ることがあります。

先生先生

真面目で頑張り屋さんとは、長所のはずなんですが・・


頑張り屋であるからこそ、疲れてしまうことがあります。

体が疲れていると朝起きれないことがあるように、心が疲れていても朝起きれないそうです。

朝起きれない高校生は、単なる甘えではない可能性もあります。

大人である私たちも月曜は(嫌な仕事があるから)朝起きるのがツライ、なんてことはありませんか?
私は今の仕事が好きなのでありませんが、昔、嫌々働いていた時は朝起きるのがツライ時期もありました。

高校生で朝起きれないとしたら、そんな感じなのかなと想像してみたりします。