高校留年したら就職に不利?留年しないためにできること

高校を留年すると就職に不利なのか?という質問についてお答えします。

  • 留年した正当な理由がなければ不利
  • 留年しないためにできること

高校の留年と、就職についてお伝えします。

簡単な説明ですが、動画でもお話しています。

すでに留年してしまったわ!という方はこちらの記事をご覧ください。

高校留年した子のための就職活動

全日制高校を留年するパターン

全日制の高校を留年するパターンは2つあります。

  1. 成績が足りない
  2. 出席日数が足りない

高校を留年してしまう2つのパターンについて詳しく解説します。

成績が足りない

高校にはそれぞれ、単位を認めるための基準となる成績があります。

  • 定期テストを受ける
  • 定期テストで基準点以上をとる など

高校が決めた基準に満たないと単位が認められません。

  • 赤点を取りすぎ
  • 定期テストを受けていない など

こんな場合は単位が認められないことがあります。
単位が認められないと、次の学年に進級することができません。
つまり留年です。

出席日数が足りない

高校では出席日数も単位を認められる条件になります。
欠席が多いと、単位を認められないことになり、次の学年に進級することができません。

病気などのやむを得ない理由があっても、出席日数が足りないと留年する可能性があります。

高校を留年したら就職には不利?

高校は留年しないことがベストですが、留年と言われたものは仕方がありません。
高校で留年すると、就職に不利なのでしょうか。

結論から言います。

就職には不利です。(すでに留年してしまった子が読むべき記事はこちら

就職するためには、からなず面接があります。
高校を卒業して就職する場合には、高校での成果や頑張ったことなどを聞かれるでしょう。
留年をしたとすれば、就職先にも知られることです。

「どうして留年したのですか?」

面接で必ずと言っていいほど、聞かれる項目になるでしょう。

その時になんと答えますか?

  • 成績が足りなくて・・
  • 出席日数が足りなくて・・

成績が足りないことを理由に言えば、「決められた勉強もやらなかったのか?うちの会社でもサボる気では・・?」と思われるかもしれません。

出席日数を理由に言えば、「すぐ休むのか。うちの会社でもすぐ休まれたら困るな・・」と思われるかもしれません。

留年というのは就職には不利な事実になります。

ただし、特別な理由があったり、面接での話し方次第では留年していても就職試験に合格することも可能です。
留年した子に絶望感を与えたいわけではなく、留年しそうな子に、避けられることなら留年を避けてほしいだけです。

留年しないためにできること

では、留年しないためにどうすればいいのか。

  1. 成績が足りないなら勉強を頑張るやり直すのが嫌なので退学する
  2. 出席日数が足りないなら登校する
  3. 通信制高校へ転校する

まずは全日制高校で留年を確定させないために、早めに対策を取ることです。
高校の留年というのはいきなり留年が確定するものではありません。
予め高校の先生から「このままだと留年になると」とお知らせしてくれるものです。

その時に、留年しないように行動していきましょう。

それでも留年が確定してしまったら、通信制高校へ転校するのも1つの方法です。
全日制高校で「留年です」と言われても、手続きのタイミングによっては通信制高校で留年せずに高校を卒業することができます。

留年ですと言われたら通信制高校を探すのも1つの方法

留年ですと高校から言われたら、もう1年高校生をやり直すしか方法がない、と思いがちですが、ストレートに高校を卒業する方法はあります。

今まで通ってきた高校の在籍期間を引き継いで通信制高校へ転校するのです。

一度退学してしまうと3年で高校を卒業できない可能性があるので、今の高校に退学届けを出す前に通信制高校に相談してみるのがおすすめです。