高校で留年したら就職に不利だとは言われていますが、面接できちんとした態度を見せることができれば、就職も可能です。
就職の際には面接があります。
面接では高校を留年した理由を聞かれるでしょう。
そこで取り繕ったような嘘をついてはいけません。
正直に話しましょう。
ただ留年した理由を正直に話すだけでは不利なままなので、話す内容を少し考えてから面接に臨むのがベター。
就職面接で話す、留年の理由
留年した理由は、正直に話しましょう。
完全なる嘘は、バレます。
あなたが留年した理由はなんですか?
サボったりして留年した
全日制の高校は、出席日数が足りなければ留年することがあります。
高校に行くことをサボったがために留年してしまった場合も、就職面接では正直に話すのが良いでしょう。
ただし、言い方には注意が必要です。
面接官に「なぜ留年したのですか」と聞かれて、
- サボってたんすよ
- 恥ずかしながら、不真面目に過ごしてしまった時期がありまして
どちらの答え方をするかです。
サボったがために留年してしまったなら、それは正直に言いますが、「不真面目に過ごしてしまった時期がありまして」と伝えます。
そしてすぐに続けます。
「でも反省して、心を入れ替えました」と。
勉強の遅れは取り戻したし、今は真面目に過ごすことのできる人間になりました、と。
人間ですから、誰でも失敗します。
それがたまたま、留年という形になってしまっただけです。
失敗はするもの。
その後、失敗によって学び、成長したことを面接で伝えればOKです。
学力の問題で留年した
学力の問題で留年した場合も、面接で聞かれた場合は正直に伝えましょう。
学力を向上させるためにどんな努力をしたかをアピールポイントにするのも良いでしょう。
勉強ができないことは、恥ずかしいことではありません。
人として「ちゃんとしてる」とアピールできれば良いのです。
大きな声で挨拶する、正しい日本語を使う、笑顔を見せるなど、勉強ができなくても、マイナスポイントにはなりません。
病気の治療のために留年した
病気の治療のために留年した場合も、正直に話せば大丈夫です。
今は病気を克服しているならその旨も伝え、もし勤務する上で気をつけなければならないことがあるならば、そのことも伝えて良いでしょう。
就職面接で聞かれるのは、やる気と誠実さ
就職面接で企業が見ているのは、留年したかどうかではありません。
あなたのやる気と、誠実さです。
仮に留年していなかったとしても、企業から見て、やる気のない高校生に就職してもらいたいとは思いません。
不誠実な人にも、就職してもらいたいとは思いませんよね。
留年したことを面接で聞かれたときには正直に話し、その上で雇ってもらって損はないと企業にアピールしましょう。